危険物取扱者試験対策
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CHOH   C2H5OH のように 炭化水素のうち 外部の水素 Hが1つ(1価アルコールの場合)OH基に置き換わった代表的なアルコールです。



メタノール
(メチルアルコール)
エタノール
(エチルアルコール)
引火点℃1113
発火点℃385363
比重0.790.79
沸点℃6578
燃焼範囲Vol%6~363.3~19.0
蒸気の毒性ありなし(麻酔作用はある)
臭気あり
揮発性あり
水への溶け具合溶ける
液体の色無色透明

危険物のアルコール類(メタノールとエタノール)

メタノールとエタノールは 1価のアルコールで 大雑把に言えば似ている点が多数あります。その共通点とは 次の通り

?引火点が常温以下
発火点は300℃以上
揮発性が大きい(沸点は100℃以下)
燃焼範囲はガソリンより広い
水や有機溶剤とよく溶ける。
芳香のある無色の液体です。
燃焼した際の炎は淡く、非常に見えにくい
静電気はほとんど発生しません。
泡消火剤を用いるときは耐アルコール泡を用います。
異なる点(メタノールとエタノール)
●毒性がメタノールにあります。(飲用すると失明などする)
●いわゆるお酒のアルコール成分は エタノールの方で こちらが飲用できます。
●燃焼範囲はメタノールの方が広い(つまり危険性が高い)


引火点とその他のアルコール類
引火点が常温以下ということは 常温(20℃程度)で引火する危険性があるということです。また アルコール類には n-プロピルアルコール(n-プロパノール) イソプロピルアルコール(イソパノール)などがあります。




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