2021/03/31
特殊引火物
You tube にて 動画チャンネル「危険物取扱者試験対策」を 公開中 チャンネルページ特殊引火物
特殊引火物 とは 引火点、発火点、沸点が4種の中で最も低く、また燃焼範囲も広いので危険性が最も高いものをいいます。
具体的には 1気圧において
◎ 発火点が100℃ 以下のもの または 引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のものをいいます。
ジエチルエーテル | 二硫化炭素 | アセトアルデヒド | 酸化プロピレン | |
引火点℃ | -45 | -30以下 | -39 | -37 |
発火点℃ | 160 | 90 | 175 | 449 |
比重 | 0.71 | 1.26 | 0.78 | 0.83 |
沸点℃ | 35 | 46 | 20 | 35 |
燃焼範囲 体積% | 1.9~36.0 | 1.0~50 | 4.0~60.0 | 2.8~37% |
毒性 | 麻酔性 | 有毒 | 有毒 | 有毒 |
臭気 | あり | |||
揮発性 | あり | |||
水溶性 | 少し | なし | 可溶 | 可溶 |
液体の色 | 無色透明 | 無色透明 | 無色透明 | 無色透明 |
ジエチルエーテル
- 性質 1 特有の甘い刺激臭(芳香)があります。
- 性質 2 蒸気には麻酔作用があるとされます。
- 性質 3 水には わすがしか溶けません。
- <危険性>
- 1 非常に引火しやすい(引火点が第4類の中で最も低い)
- 2 空気に長く接触する と過酸化物を庄次 それに加熱や衝撃が加わると爆発する危険性がある。
二硫化炭素
1 発火点が第4類危険物の中で最も低い90℃である。
2 水より重い(比重=1.26)
3 特有の不快臭があります。
4 水には溶けません
※ 燃焼すると有毒な二硫化炭素(亜硫酸ガス)を発生します。
※ 可燃性蒸気の発生を防ぐため液面に水を張り 容器は水中で貯蔵する。
※ 水に溶けず 水より重いので 水と混合、水中貯蔵が可能である
2 水より重い(比重=1.26)
3 特有の不快臭があります。
4 水には溶けません
※ 燃焼すると有毒な二硫化炭素(亜硫酸ガス)を発生します。
※ 可燃性蒸気の発生を防ぐため液面に水を張り 容器は水中で貯蔵する。
※ 水に溶けず 水より重いので 水と混合、水中貯蔵が可能である
アセトアルデヒド
性質
1 果実臭がある。
2 水によく溶け アルコールなどの有機溶剤にもよく溶ける
<危険性> 沸点が常温程度と低く、揮発しやすいので、きわめて引火しやすい
1 果実臭がある。
2 水によく溶け アルコールなどの有機溶剤にもよく溶ける
<危険性> 沸点が常温程度と低く、揮発しやすいので、きわめて引火しやすい
酸化プロピレン
1 発火点が極めて低い
2 エーテル臭がある
3 水によく溶け アルコールなどの有機溶媒(ジエチルエーテルなど)にもよく溶けます
※ 皮膚に付着すると凍傷のような症状になることがあります。
2 エーテル臭がある
3 水によく溶け アルコールなどの有機溶媒(ジエチルエーテルなど)にもよく溶けます
※ 皮膚に付着すると凍傷のような症状になることがあります。
- <危険性> 皮膚に付着すると凍傷のような症状になることがありま
す。